子どもの便秘外来
赤ちゃん・子どもの便秘は、
「そのうち治る」「体質だから」と見過ごされやすい症状のひとつです。
しかし、便秘を放置すると腸の感覚が鈍くなり、ますます出にくくなるという悪循環におちいることがあります。また、ごくまれに腸の構造的な問題が隠れている場合もあり、その場合は通常の治療だけでは改善しません。
ともながこどもクリニックでは、
小児外科の経験をもつ院長が、外科的な疾患の可能性も含めて診察します。
こんなことで困っていませんか?
- 便秘について、どこでどう相談したらいいかわからない
- 市販薬を使っているが、このまま使い続けていいのか心配
すぐに受診してほしい便秘のサイン
便秘の中でも、以下の症状は早めの受診が必要なものです。
「少し様子を見ようかな」と思っていても、これらが当てはまる場合はお早めにご来院ください。
赤ちゃん・乳幼児
全年齢共通
治療を早めに相談した方がよいサイン
次のような状態が続いている場合は、自然に改善することは少なく、適切な治療が必要です。
小児外科医だからできる診察
便秘の多くは「機能性便秘」
——生活習慣や腸の動きの問題ですが、一部には外科的な原因が隠れていることがあります。
外科的な原因の例
- ヒルシュスプルング病(腸の神経が一部欠如し、便が通過しにくくなる先天性の病気)
- 低位鎖肛などの先天的な肛門位置異常などの構造的な問題
- 仙骨・脊髄の異常に伴う腸の機能低下
これらは通常の内服薬だけでは対応できず、専門的な診断が必要です。小児外科の知識と経験があるからこそ、見落とさずに鑑別できます。
診察の流れ
問診
いつから・排便の頻度・便の状態・これまでの治療歴などを丁寧にお聞きします。
診察
お腹の触診・肛門周囲の確認を行います。必要に応じてエコーも活用します。
治療方針の決定
機能性便秘の場合は、便の状態に合わせてお薬を組み合わせて治療します。便秘薬には大きく3種類あります。
- 便を軟らかくするもの(緩下剤)
- 腸の動きを促すもの(刺激性下剤)
- 直腸まで下りてきた便を出すもの(浣腸など)
症状が軽い場合はまず便を軟らかくすることから始め、状態に応じて組み合わせを調整します。
最近は新しい便秘薬も使えるようになっており、「今まで効かなかった」という方が改善するケースもあります。
経過観察
定期的にご来院いただき、便の状態や薬の量を調整しながら管理します。
- 数ヶ月から数年単位の内服調整が必要になることも多くあります。
専門病院へ
外科的な疾患が疑われる場合は、速やかに適切な医療機関にご紹介します。
当クリニックの治療方針
便秘の治療は、薬を出して終わりではありません。
腸の状態・お子さんの年齢・生活習慣・これまでの治療歴を総合的に確認した上で、「どうすれば便秘の悪循環から抜け出せるか」を一緒に考えていきます。
外科的な疾患が疑われる場合は、速やかにご紹介します。
「便秘くらいで受診していいの?」と思わず、お気軽にご来院ください。
早めの相談が、長引く便秘からお子さまを守る第一歩です。
